3月より、Corneliusstr.78 にありますSTUDIO - ESにて、新しいプロジェクトが始まります。
こちらのスタジオは、デュッセルドルフ音楽教室と併用して、コンサートやレッスン、リハーサルなどに利用しているスタジオです。
【ES-Kollektion エスコレ】
毎回一つの楽器や作曲家、音楽家などをテーマに、小さな子供から大人までが楽しめる、コンサートやワークショップなどを開催いたします。今回のテーマは、『アコーディオン』。
エッセン音楽大学教授、また副学長を務め、世界的にも大変著名な日本人アコーディオニスト御喜美江(みきみえ)さんを中心に、また日本でも世界でも活躍しているアコーディオニストの皆様の演奏に触れることができます。
3月3日(日)は、オーストリア人のアコーディオニスト、マルコ・カッスルさん(アコーディオン&バンドネオン)とピアニスト富田珠里が、デュオコンサートを行います。
11:00−11:30、12:30−13:00には、1歳から5歳までの小さなお子様を中心としたファミリーコンサート、
そして、15:00からはKLANGREISEと題し、ドイツやオーストリアの作曲家の楽曲、アコーディオン&バンドネオンと言えば、アストル・ピアソラの楽曲、
また、デュッセルドルフの作曲家Matthias Scheffelさんが、このプロジェクトのために作曲された曲を世界初演、そして最後に、日本の作曲家、野村誠さんの『ウマとの音楽』を演奏いたします。
3月9日(土)、10日(日)は、御喜美江さんの登場です。こちらも両日午前中は、1歳から5歳までのお子様を中心としたファミリーコンサート、
9日14:00には、エッセン音大現役学生お二人によるコンサート、有名なバッハのチェンバロ協奏曲を(2台のアコーディオンで演奏してくださいます)中心に、大変意欲的なプログラムを演奏してくださいます。
16:00からは、御喜美江さんのデュオコンサートで、日本からのアコーディオニスト大田智美さんも登場いたします。モーツァルト、ブラームス、モシュコフスキー、もちろんピアソラも。
3月10日(日)11:00からのファミリーコンサート後は、13:00から、今回の目玉プログラム、アコーディオン調律師Wolfgang Bratz 氏による、アコーディオンワークショップ MUSIKLABOR。
アコーディオンの中身がどうなっているのか、解体してみたり、どのように音が鳴るのかを詳しく見てみたり、実際に持ってみたり、アコーディオンを詳しく知っていただきたいと思います。
子供用ミニアコーディオンも持ってきていただき演奏する機会もございます。
そのワークショップの中で、ドイツの作曲家シュトックハウゼンの、12の星座の曲を、デュッセルドルフ音楽教室の小学生生徒さん方、また教室講師とアコーディオニストの大田智美さんに演奏していただき、
自分のそれぞれの星座がどのようなメロディーで、どのようなリズムで作曲されているのか、アコーディオンとピアノやヴァイオリンのロマン溢れる音色でお楽しみいただきます。
その後は、日本人作曲家、山本和智さん作曲、アコーディオンとトランペットと中型犬による『預金残高』。
アコーディオンとトランペットと犬(ペロちゃん)が、どのように曲を作り上げていくのか・・、未知なる世界で、当日どのようになるのかがわかりません。乞うご期待です。
この楽曲は犬との共演なのでホールでは中々演奏できずに、作曲され2年かけて初演されました。今回はSTUDIO - ES でヨーロッパ初演です。
その後は17時より、御喜美江さん、大田智美さんによるファイナルアコーディオンデュオコンサート。
こちらのプロジェクトを締めくくる、最後のコンサートとなります。
アコーディオンを、お腹いっぱい知り尽くせる、第一回目のエスコレ。
デュッセルドルフ総領事館のご協力もいただき、非常に楽しみなコンサートです。
3月3日のアウフタクトコンサートでは、特別にtammani さんのひな祭りのお菓子、3月9日、10日も、日本のお菓子をご用意しております。
1歳から5歳までのファミリーコンサートは、前回もすぐにお問合せをいただき完売した大変人気あるコンサートです。小さい子供たちがマットに座りながら、気軽に身近で聴けるコンサートは中々デュッセルドルフではありませんので、よろしければお誘い合わせの上、お早めにお申し込みくださいませ。(子供達にはイラスト付きのプログラムをご用意しています)
ES-Kollektion、コンサートの詳細、チケットご予約はこちらです。
TEL. 0178 184 3450